田舎出身パパと娘の中学受験(2021年2月受験予定)

関東在住サラリーマン家庭の中学受験の記録。娘(もにちゃん):天真爛漫、パパ:熱血、ママ:温和)

豊かな想像力(妄想力?)

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涙腺崩壊

某塾のサイトやブログを書かれている方の合格体験記を拝見させていただくことがある。

どのように取り組んだのかを参考にしたいという気持ちもあるが、お子様や親御様の心の動きみたいなものを感じたいのだと思う。

やはりリアルなものには心が動くし、未来の自分を重ね合わせることで少しだけ安心できる気がするのだ。

 

 

ただし、人前で読む際は十分に気を付けたほうがよい。

心が動き過ぎて、涙腺がやられてしまうのだ。

私の想像力(妄想力)が過ぎるのか、我が子のことのように喜んでしまったり、親御さんの気持ちに共感しすぎてしまったり・・・

 

おそらく、自分が中学受験という世界に足を踏み入れていなければ、こうはならなかったであろう。

もにちゃんの頑張る姿を目の当たりにしているからこそ、共感という感情が沸き起こされるのだと思う。

 

 

学校の実態

ウェルカム感のすごい学校、真逆の学校、品のよい学校、ナチュラルな雰囲気の学校、お嬢様が多い学校、親御さんのセレブ感がすごい学校、チャラチャラした子の多い学校、メガネっ子だらけの学校、オタクっぽい子だらけの学校、部活動の活発な学校、勉強に力を入れている学校、塾頼みの学校・・・・

様々な角度で薄っぺらい言葉を並べてみたが、言語化すると何かが抜け落ちる。

そう、見学や説明会に行くと実感することのできる「肌感覚」である。

 

もにちゃんの志望校の偏差値は、かなりバラツキがある。

それは「肌感覚」を重要視しているからである。

 

学校のリサーチをする際、クチコミの情報やイメージなどが先入観として必ずつきまとう。進学実績のような「事実」は指標としてわかりやすいが、我が家の場合は、そこを重要視していない。

あくまでも「充実した6年間(もしくは10年間)を過ごすことのできる環境」を重要視しているのだ。

 

 

だからこそ、学校に足を運んだ際には、できるかぎり多くの「人」を観察するようにしている。

そして【想像力】をフルに働かせ、この学校で過ごすことをイメージする。

そうするといつも同じ結論に至るのだ。。。。

 

私(父)「この学校もいいなぁ・・・・」

もにちゃん(娘)「また!?どの学校でも同じこと言ってるじゃん!笑」

 

まとまりのない意味不明な文章になってしまったが、あとで読み返した時に、恥ずかしい気持ちになることを覚悟している。

想像力を働かせながら・・・

 

久しぶりの更新

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不調

 

日々痛みとの闘い。そして、仕事での大トラブル。

ブログを更新する気持ちになれず、時間が過ぎていった。

 

前回のブログに書いたように、まだまだ稼ぐ必要があるのだ。

こんなところで・・・とは思っていたが、メンタル崩壊まであと一歩のところまで

行ってしまった気がする。(今になってそう思う)

 

勉強は順調!?

もにちゃんの勉強の状況についても、詳細は把握できていない。

親の関与はほぼゼロの状態で、自分だけでこなしているんだから、我が子ながらたいしたものだと感心する。

 

5年生の冬。

あと1年とちょっと。

まだまだある。いや、もうすぐか。

 

こんなに頑張っているんだから、良い結果になってほしい。

合格よりも大切なものは、もうすでに得ているのかもしれない。

それでも、もにちゃんの最高の笑顔は、結果がもたらしてくれるのだと思う。

 

小学生の時点でこの学力。

この子達がさらにレベルの高い環境で、レベルの高い仲間たちと切磋琢磨する。

自ずと、社会に役立つことが当たり前という感覚が育つ。

 

日本の未来も捨てたもんじゃない。

 

中学受験と親の健康

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体調の異変

夏期講習がはじまり、もにちゃんは元気に通塾しているのだが、更新が滞ってしまった。。。。

 

理由は、私(父親)が体調を崩してしまったためである。

およそ1か月前から調子が悪かったのだが、もともと持っている病気のせいだと思い、様子を見ていたのだが、徐々に悪くなるばかり。

仕事にも支障が出てきたため、病院で診てもらうことに。。。

 

結果は、慢性〇〇〇〇〇という診断。原因は不明。

対症療法はあるが、根治はしにくいとのこと。

 

まだまだ稼ぐ必要があるので、こんなことでへこたれてはいけないのだが、四六時中痛みがあり、かなりつらい状況である。

 

親子ともども健康第一で中学受験に挑もう。

あらためてそう思うのである。

 

【ストーリーNo.7】成績大幅ダウン!原因は!?

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クラス分けテストの結果

もにちゃんの成績がアップし、本人も自信がついてきたようである。

上位クラスにいることで、授業の内容がより高度になっていたり、授業中に先生から期待の言葉をかけられたりもするらしく、前向きに取り組んでいる様子であった。

 

若干「調子に乗っている」感じはあったが、人をバカにするような発言などはなく、本人も上位をキープしたいらしく、それまでと変わらず一生懸命勉強していた。

やり方も変えず、1週間単位できちんとこなしていた。

ただひとつ、私の関与は極端に少なくなっていたが・・・

 

それでも、理解度をたまにチェックしてみると、普通に理解できているし、難易度の高い問題は間違うこともあったが、よほど難しい問題でない限り、解説を読めば理解できている様子。

 

そして、久しぶりのクラス分けのテスト(某塾の定例テスト)の日を迎える。

 

結果は大幅な成績ダウン。偏差値でいうと10近く下がっている。

本人もなぜこんなことになっているのかパニック。

  

成績ダウンの原因

結論から言えば「実力がなかった」から。

ただ、それだけである。

ミスも実力。「わかっていたのに・・・」は全員同じ。

 

では、なぜ前回は成績がよかったのか?

それは「実力があった」から。

 

ここでいう実力とは以下の能力である。

 ①基礎力1:情報を正しく理解し、記憶する力(インプットの広さ、深さ、正確さ)

 ②基礎力:自分の知識そのもの、または、知識を使って何かを正確にアウトプットする力

 ③応用力 :自分のもっている複数の知識を組み合わせ、問題を単純化し、それを積み上げて答えを導く力

 

もにちゃんの状況としは、①までは十分にできていた。

しかし、②に問題があった。練習量が圧倒的に不足していたのだ。

私がしっかりと見ていた時は、①の後に②を徹底的に練習させた。

しかし、もにちゃんは①と②の違いを理解しておらず、①の段階で「できた気」になってしまっていたのではないか。(私も見過ごしてしまっていた)

 

もにちゃんの様子を見たときに「解説を読んで理解できている」から大丈夫と思ってしまったが、それが間違いだった。

「解説を読んで理解できている」は①さえできていれば可能であり、②ができていることの証明にはならないのだ。

実際の試験で得点につなげるためには、②が必要で、難関校を目指すような上位集団においては、③も必須と考える。

 

前を向こう

テスト結果を受け、涙を流すもにちゃん。

絶対に怒ってはいけないのに、怒ってしまう私。

そんな時、ママの一言が救ってくれた。

 

パパもすごく悔しいんだよ。もにちゃんが頑張ってたことをわかってるから。

 

なんて情けない父親なんだ。

一番悔しいのはもにちゃんなのに…

努力していたことをわかってるのに…

なぜ、「お疲れ様」の一言をかけてあげられないのだろう。

なぜ、「次頑張ろうね」と言えないのだろう。

なぜ、涙を流すもにちゃんに追い討ちをかけてしまうのだろう。

 

ママの言葉をきっかけに、二人とも落ち着き、もにちゃんもいつも通りになっていった。

1時間後、もう全てを忘れたかのように、ゲラゲラと笑っている。

そんなもにちゃんが可愛くて仕方ない。

そう思うと、また自己嫌悪に・・・

 

「期待しすぎなのかな」

 

妻とそんな話をしながら、テストの問題を見てみた。

色々なことに気づかされる。

 

・小学5年生が解けることが不思議に思うほどの難易度

・短い時間で一生懸命解いた形跡

・自分なりに問題の取捨選択をしたと思われる形跡

 

「もにちゃん、本当にえらいね。すごいよ。」

 

認めるしかない結果がそこにあった。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

 

過去のストーリーはから

【ストーリーNo.1】中学受験をするということ①

【ストーリーNo.2】中学受験をするということ②

【ストーリーNo.3】中学受験をするということ③

【ストーリーNo.4】中学受験をするということ④

【ストーリーNo.5】スパルタと成績と涙と成長

【ストーリーNo.6】下位クラスから上位クラスへ

 

「前から言ってるだろ!」は子供に通じない

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大人と子供の違い

以前、塾の先生から、子供に対して以下の発言は通じないという話を聞いたことがある。

 「何か月も前から言っているだろ!」

 「根本的な理解ができていないからだ!」

 「想像したらわかるだろ!」

 

賢いお子様はどうかわかりませんが、もにちゃんも例外ではなく、上記の言葉が通じません。

先生が言うには、子供には「その場で起きていることがほぼ全て」であり、長期的な視点に立った考え方や、根本的な問題把握が苦手らしい。大人が思っている以上にそうらしい。長年の指導経験がある先生が言うのだから、説得力はある。

 

大人には「当たり前」のことを、子供はできない。そのため、親は「なぜこんなことも!」と怒り、子供は「何言ってるかわからない!」と反発するか、委縮するかのどちらかになる。悪循環の極みである。

ちなみに、このようなことで関係が悪くなるのは、圧倒的に「父と娘」に多いらしい。

 

では、子供にどう指導したらよのか。

それはすごく単純でその都度、そこで起きたことのみ指摘するなのだそう

大人(特に論理的な男性)は、すぐに抽象化してものごとをとらえ、根本的なところに手を打ちたくなるが、そこをなんとかこらえ、毎回丁寧に指摘する。

これだけで、好循環が生まれるらしい。

 

我が家でも妻と会話し、どうせ本質的な話が通じないなら、ケンカの時間も無駄だし、気持ちよくやってもらえた方がよいね、という結論に至る。

 

いざ、実践!

ということで、この話を聞いた日から、私も意識してやってみたのだが、想像以上に難しい。

「それはさすがにありえないだろ!」というような内容まで1つひとつ丁寧に指摘していると、最初はお互いによい感じで進められるのだが、同じようなことが何度も出てきたり、直前に説明した部分のちょっとした応用ができていなかったりすると、

 「根本的な理解をしてないからだ!」

という言葉を発してしまう。それに対し、もにちゃんは

 「根本的って何よ!!!!(プンプン)」

と、ものすごい膨れっ面で反発。それに対しまた私が

 「根本的もわからないのか!しかも、その態度はなんだ!!!!」

・・・・

・・・

いつもの悪循環。

文字にすると自分の未熟さを実感する。

 

こういった取組みの中で、はっきりとわかったことがある。

それは「根本的な理解は後からついてくる」ということだ。

多少効率は悪いかもしれないが、何度も成功や失敗を繰り返しながら「考えること」を続けていると、「根本的な理解」に近づいていくことがわかる。

 

大人はつい最短距離を行こうとするが、子供の目線に立ってみると、その景色から最短ルートは見えていないのだ。自分の背よりも高く生い茂った草木をかきわけながら一生懸命に進んでいるのだ。

親のできることは、子供が安心して突進できるように、少し離れたところから声をかけ、背中を押し、安心感を与えてあげることなのではないだろうか。

我が家もそうやってがんばってみよう。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

次回は、「ストーリーNo.7」として、成績の大暴落について書こうと思う。

 

過去のストーリーはから

【ストーリーNo.1】中学受験をするということ①

【ストーリーNo.2】中学受験をするということ②

【ストーリーNo.3】中学受験をするということ③

【ストーリーNo.4】中学受験をするということ④

【ストーリーNo.5】スパルタと成績と涙と成長

【ストーリーNo.6】下位クラスから上位クラスへ