田舎出身パパと娘の中学受験(2021年2月受験予定)

関東在住サラリーマン家庭の中学受験の記録。娘(もにちゃん):天真爛漫、パパ:熱血、ママ:温和)

魔法の数字「142857」の不思議!

繰り返される数字 色々なところで取り上げられているが、まだ知らない人もいるのではないだろうか。 魔法の数字「142857」のことを。 この数字は以下のようにして導くことができる。 1/7 = 0.142857142857142857・・・ 1÷7の循環小数の繰り返し部分なのであ…

息抜きしているのに知識がつく!?

息抜き?勉強? みなさまのご家庭では、どのように息抜きをしていますか? もにちゃんは息抜きの時間が非常に長く、むしろ、息抜きの間に勉強をしているような感覚かもしれません(涙) 中学受験にチャレンジしている多くのご家庭では、おそらくテレビを見る…

【ストーリーNo.9】父と娘の算数テスト真剣勝負

算数のテストで真剣勝負~生まれる絆~ 【ストーリーNo.8】で書いたが、もにちゃんと私が同じテストを同じ時間、同じ環境で解くという文字通り「真剣勝負」を行ったのだ。 使用したテストは、塾でいただいた「クラス分けテストの過去問」である。 方程式は使…

入試問題や採点基準から見える学校の方針

学校が求めている子どものタイプ 各学校の入試説明会に足を運んだり、実際の入試問題・解答用紙を購入したりすると、その学校がどういう方法で問題を作成し、採点を行っているのかを知ることができる。 そして、その内容から、学校がどういう子に入学してほ…

【ストーリーNo.8】賢くなった娘

関わり方の変化 【ストーリーNo.7】で書いたように、成績が大幅ダウンしたもにちゃん。 前向きな言葉をかけられるようになろうと心に誓った私。 中学受験のための勉強をスタートさせた時から、徐々に会話が増え、以前よりも学校の話や友達の話をしれくれるよ…

豊かな想像力(妄想力?)

涙腺崩壊 某塾のサイトやブログを書かれている方の合格体験記を拝見させていただくことがある。 どのように取り組んだのかを参考にしたいという気持ちもあるが、お子様や親御様の心の動きみたいなものを感じたいのだと思う。 やはりリアルなものには心が動く…

久しぶりの更新

不調 日々痛みとの闘い。そして、仕事での大トラブル。 ブログを更新する気持ちになれず、時間が過ぎていった。 前回のブログに書いたように、まだまだ稼ぐ必要があるのだ。 こんなところで・・・とは思っていたが、メンタル崩壊まであと一歩のところまで 行…

中学受験と親の健康

体調の異変 夏期講習がはじまり、もにちゃんは元気に通塾しているのだが、更新が滞ってしまった。。。。 理由は、私(父親)が体調を崩してしまったためである。 およそ1か月前から調子が悪かったのだが、もともと持っている病気のせいだと思い、様子を見て…

【ストーリーNo.7】成績大幅ダウン!原因は!?

クラス分けテストの結果 もにちゃんの成績がアップし、本人も自信がついてきたようである。 上位クラスにいることで、授業の内容がより高度になっていたり、授業中に先生から期待の言葉をかけられたりもするらしく、前向きに取り組んでいる様子であった。 若…

「前から言ってるだろ!」は子供に通じない

大人と子供の違い 以前、塾の先生から、子供に対して以下の発言は通じないという話を聞いたことがある。 「何か月も前から言っているだろ!」 「根本的な理解ができていないからだ!」 「想像したらわかるだろ!」 賢いお子様はどうかわかりませんが、もにち…

【本】開成・海城・豊島岡の2019年入試で出題された論説文

2019年度入試で出題された本 開成、海城、豊島岡などの学校で出題され、話題となった論説文。 それが「うしろめたさの人類学 - 松村圭一郎(著)」である。 先入観を持たないために、色々と調べる前にポチっと購入して読んでみた。 テーマは深いのだが、非常…

【番外編】中学受験ギャグ

笑顔第一 中学受験は家族の絆が深まる。 目標に向かって頑張る我が子に親は愛おしさを感じる。 暖かく見守りサポートする親の愛を子は実感する(かもしれない)。 テスト結果に一喜一憂したり、第一志望校に合格したことを想像して盛り上がったり、時にバト…

女子校と共学…決め手は⁉︎

別学 vs 共学 我が家の中学受験において、こんなお題は愚問以外の何者でもなかった。 女子校以外の選択肢なんてなかったのだ。 最初に見学に行った学校が、キリスト教のお嬢様女子校だったこと、私がそこにどハマりしたことがその理由である。 女性特有の品…

算数が得意な子が圧倒的に有利である理由

得意教科は算数がGood もにちゃんは苦手な教科がないことが強みである。 しかし、圧倒的に得点源となる教科もないのである。 では、4教科の中で何が一番得意だと有利なのか。 それは「算数」であると断言できる。(あくまでも個人的見解である) その理由と…

【娘ラブ】もにちゃんが生まれた日、そして11年後

もにちゃん誕生 11年前の夏の日、もにちゃんが生まれてきてくれた。 「愛おしい」という言葉の本当の意味を教えてくれた。 出産という神秘に対する感動、妻に対する感謝、未来に対する不安や期待、 この子を守るという覚悟・・・ 目の前にいる小さなもにちゃ…

【ストーリーNo.6】下位クラスから上位クラスへ

目指せ上位クラス 塾に通ってからしばらくは、もにちゃんにまかせっきり。 その結果、上位クラスには全然届かない状況であった。(下位クラスの上位あたり) しかし、基本的なところはある程度理解できていた。 私はテストの結果を丁寧に分析し、その結果と…

10000以下の素数はいくつあるのか(素数リスト付き)

素数に対する疑問 もにちゃんと私はよく素数の話で盛り上がる。 ある数字を見て、「素数っぽい」「素数っぽくない」という感覚は実は重要である。 そして、「素数同士の掛け算」に気づくセンスも必要である。 例えば、算数の計算問題で「442/598」という数…

つるかめ算って難しいの?

つるかめ算は難しくない 苦手な子が多い「つるかめ算」であるが、実は非常にシンプルである。 ①表を使って解く ②面積図を使って解く ③方程式で解く(小学生でも使っている子はいる) いずれにしても、「全部〇〇だったら」という考えが必要になる。 逆に言う…

小学生だもの・・・珍回答あるある

驚きの珍回答 数か月前、もにちゃんの塾のテスト結果を見てみると、信じられないような回答をしていることが多かった。 -------------------------------------- 問題:正しくないものを選びなさい。 回答:正しいものを選ぶ 問題:正しいものを全て選びなさ…

御三家って何ですか?

御三家いろいろ 首都圏で中学受験を経験すると必ず耳にする「御三家」という言葉。 男子御三家 開成、麻布、武蔵 女子御三家 桜蔭、女子学院、雙葉 男子新御三家 駒場東邦、海城、巣鴨 女子新御三家 豊島岡、鷗友、吉祥 神奈川男子御三家 聖光、栄光、浅野 …

【ストーリーNo.5】スパルタと成績と涙と成長

覚醒してしまったパパ オープンキャンパスで目覚めてしまった私。 それまではたまに教える程度であったが、「管理」するようになったのだ。 しかも私は割と厳しいタイプの人間なので、もにちゃんからすると迷惑な話だ。 かなりのスパルタで、意識的に色々な…

【娘ラブ】冬芽と娘と思い出

大切な時間 とある休日の朝、理科の問題を解いているもにちゃん。 どんな勉強しているのかと覗いてみると、「植物」の単元である。 理系出身の私ですが、物理系は大好きだが、生物系は苦手・・・ 私との会話の中で、「冬芽」※について説明や質問をしてくるも…

36×25は?数の感覚と単純化の重要性

分解と知識 「36×25はいくつ?」 もにちゃんに問いかけてみると、やはり考えこむ。 文字で見てみると思いつくと思うが、分解して考えると非常に簡単である。 9×4×25 = 9×100 = 900 ここでのポイントは2つ。 ・掛け算の分解(因数分解) ・4×25=100 である…

【ストーリーNo.4】中学受験をするということ④

いざ、出陣!! 塾で紹介された学校の「オープンキャンパス」の日、電車にのっていざ出陣。 学校の最寄り駅に到着すると、もにちゃんと同じ年ごろの子がたくさん。 多くがママと娘の二人組。我が家はもにちゃん、ママ、パパの三人組。 「みんなオープンキャ…

【ストーリーNo.3】中学受験をするということ③

塾での面談 はじめての面談。 どんな感じで始まるのかと思いきや、先生から開口一番 「まず、私の思っていることを言います」 もにちゃんについて、先生が思ったことを率直に伝えていただき、こんな学校があっていると思う。という話までしていただいた。 さ…

【ストーリーNo.2】中学受験をするということ②

塾生活スタート 塾生活がはじまり、楽しそうに通うもにちゃん。 先生の話がおもしろいらしく、色々な出来事を嬉しそうに話していた。 算数については小学校の勉強と比べ、難易度がかなり高くなったと感じていたようだ。 塾のテストの結果はいまいちであり、…

【ストーリーNo.1】中学受験をするということ①

中学受験のはじまり 「中学受験」 私のような超ド田舎出身の人間にとって、あまりにも遠い話であり、何の知識も持っていなかった。 ただ、「都会に住んでいる子は受験する子が多い」という、ぼんやりとした情報だけは頭に残っており、住む場所を決めるときも…