【ストーリーNo.3】中学受験をするということ③
塾での面談
はじめての面談。
どんな感じで始まるのかと思いきや、先生から開口一番
「まず、私の思っていることを言います」
もにちゃんについて、先生が思ったことを率直に伝えていただき、こんな学校があっていると思う。という話までしていただいた。
さすがプロ…という思いと、私たち夫婦が唯一大切にしてきた子育て※のポリシーみたいなものがもにちゃんに伝わっていたのか、その点について、先生からも褒めていただいた。
(ポリシーについては今後説明予定)
※子育てという言葉はあまり好きじゃない。英語には適した言葉がなく、careと表現するそうで、そちらの方がしっくりくる。
一通り生活の様子などの話をした後に、これまでの成績をもとに偏差値の話や、漢字や計算問題など、基礎勉強についての指導などがあり、ふむふむと聞いていた。
そして、面談が終わりかけたときに、先生から、学校説明会や文化祭など、学校に足を運ぶように言われる。合う合わないがあるから、ぜひたくさん見に行くようにと。
そう言われても、よくわからないので、
「どこかオススメありますか?笑」という、幼稚な質問をしてしまう。
先生は親切にいくつかの学校を紹介してくれた。某塾の偏差値で55〜65あたりの学校である。
その当時のもにちゃんの偏差値から見ると、かなり難しいという印象。
ただ、ある学校の名前が頭に鮮明に残る。
理由はわからない…
いや、本当はわかっている。
校名の音の響きが美しいからだ!
浅いパパでごめんね。
この日から私は通勤中にこの学校について調べまくることになる。
その行動により、他の学校名、場所、偏差値、校風、進学実績など色々と知ることができた。
しかし、それは表面的なことで、私はまだわかっていなかった。
中学受験の素晴らしさを。
そして、中高一貫校の素晴らしさを。
次回、初めての中学訪問について書こうと思う。