田舎出身パパと娘の中学受験(2021年2月受験予定)

関東在住サラリーマン家庭の中学受験の記録。娘(もにちゃん):天真爛漫、パパ:熱血、ママ:温和)

36×25は?数の感覚と単純化の重要性

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分解と知識

「36×25はいくつ?」

 

もにちゃんに問いかけてみると、やはり考えこむ。

文字で見てみると思いつくと思うが、分解して考えると非常に簡単である。

9×4×25 = 9×100 = 900

 

ここでのポイントは2つ。

・掛け算の分解(因数分解

・4×25=100 であることを知っている(考えなくてもわかること)

 

私は中学受験の経験がない田舎出身ですが、なぜか数字が大好きで、いつも頭の中で暗算をして遊んでいた。

例えば、車のナンバーの数字と四則演算を利用して、ある数字を作り上げるなど・・・・。

そのため、小学低学年の頃から、数の感覚だけは持っていたと自負している。

2の10乗が1024であることも知っていた。累乗という概念は知らなかったが。

 

 

今、もにちゃんを見ていて、この「数の感覚」が非常に弱いと感じる。

正しく言うと、以前までは感じていた。

 

それを克服するために、日常の会話の中であえて、数の感覚を意識するような問いかけをし続けていたのだが、最近になり変化が生じてきた。

むやみやたらに取り組むのではなく、まず、単純化できないかを考えるようになった。

 

私はこの「単純化」が、中学受験において非常に重要だと考えている。

所詮、小学生の勉強なので、難問といっても実は「単純なものを複数組み合わせて、難しく見せているだけ」というのがほとんどだと実感している。

 

推測にはなるが、偏差値が70を超えるような子供たちは、おそらく「難問がどう難しく作られているか」を説明できるのではないだろうか。

それは、単純なものを組み合わせることで難しくなっていることを理解し、説明できるということであり、自然に「分解」できているからではないだろうか。