小学生だもの・・・珍回答あるある
驚きの珍回答
数か月前、もにちゃんの塾のテスト結果を見てみると、信じられないような回答をしていることが多かった。
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問題:正しくないものを選びなさい。
回答:正しいものを選ぶ
問題:正しいものを全て選びなさい。
回答:ひとつだけ回答
問題:「あ~お」の中から答えなさい。
回答:「③」
問題:漢字で答えなさい。
回答:「ながの県」
問題:求めたおもりの重さはいくつか。次のうちから正しいものを記号で選びなさい。
(ア:15.3g、イ:16.8g、ウ:18.3g)
回答:16.8g
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本番ではたった1問に泣くことになる。
そのことを何度伝えても、集中力の問題なのか、急いでいるからなのか、なかなか改善されなかった。
しかし、現在はこういったことはほとんどなくなった。
1回のテスト(4科目)で、こういった失敗が1問あるかないかである。
ミスをなくす一番の近道は「自分自身が腹落ちする」ことである。
大人になっても同じである。人に言われているうちは本当に変われない。
自分が本当に腹落ちし、向き合ったときに変わろうとするのだ。
ただ、小学生には、これでもかというほどのサポートが必要だ。
長期的にものごとを見られない、想像力が乏しいといったことから、腹落ちしてもらうのに一苦労なのである。
もにちゃんを腹落ちさせるためにしたことは、「記録の徹底」である。
もにちゃんの性格上、自分が過去に同じようなミスをしていることを、見事に忘れる。
挙句の果てに、ミスしていないとまで言い張る。
なので、丁寧に記録させ、エビデンスを残したのだ。
そうすることで、自分がどういうミスをするのか、過去にもやらかしているのか、それが明確になり、自分の中で納得したのである。
今となっては、自分のミスのクセを笑いにかえるほどに、自分を理解している。
パパは疲れ果てた。