田舎出身パパと娘の中学受験(2021年2月受験予定)

関東在住サラリーマン家庭の中学受験の記録。娘(もにちゃん):天真爛漫、パパ:熱血、ママ:温和)

魔法の数字「142857」の不思議!

 

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繰り返される数字

色々なところで取り上げられているが、まだ知らない人もいるのではないだろうか。

魔法の数字「142857」のことを。

 

この数字は以下のようにして導くことができる。

  1/7 = 0.142857142857142857・・・

1÷7の循環小数の繰り返し部分なのである。

この数を2倍、3倍、・・・、6倍していくと以下のようになる。 

       1/7 = 0.142857142857142857・・・

       2/7 = 0.285714285714285714・・・

       3/7 = 0.428571428571428571・・・

       4/7 = 0.571428571428571428・・・

       5/7 = 0.714285714285714285・・・

       6/7 = 0.857142857142857142・・・

 

少し見やすくしてみると、なんと!!

すべてが「142857」の循環小数となるのだ。

       1/7 = 0.142857142857142857・・・

       2/7 =     0.285714285714285714・・・

       3/7 =   0.428571428571428571・・・

       4/7 =         0.571428571428571428・・・

       5/7 =           0.714285714285714285・・・

       6/7 =       0.857142857142857142・・・

 

では、、、7倍したらどうなるのか・・・・

もちろん「7/7 = 1」ですね。

 

では、循環部分である「142857」をそれぞれ1倍、2倍、・・・、6倍までしていくとどうなるか。

       142857 × 1 = 142857

       142857 × 2 = 285714

       142857 × 3 = 428571

       142857 × 4 = 571428

       142857 × 5 = 714285

       142857 × 6 = 857142

 

やはり、数字の並び順は同じ!!

ここまでは想像できますね。

では、、、7倍したらどうなるのか・・・・

 

       142857 × 7 = 999999

 

 えっ!?と思った方はいませんか?いませんよね。

分数でしか表現できない数があることの理解を深める、よい題材だと思います。

 

 

さらなる不思議

この「142857」は、ここで終わらない。

もっと不思議な体験をさせてくれる。

 

 <2桁の数字に分割して足してみる>

  14  +  28  +  57  =  99

   かっこよすぎる。なんじゃこの数字は。

 

 <3桁の数字に分割して足してみる>

  142  +  857  =  999

   ここまでくると不気味の一言。

 

 

ぜひ、お子様やお友達と、魔法の数字「142857」の話で盛り上がっていただければと思います。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。