【ストーリーNo.1】中学受験をするということ①
中学受験のはじまり
「中学受験」
私のような超ド田舎出身の人間にとって、あまりにも遠い話であり、何の知識も持っていなかった。
ただ、「都会に住んでいる子は受験する子が多い」という、ぼんやりとした情報だけは頭に残っており、住む場所を決めるときも、「学区」だけは意識していた。
意識していた点は「中学受験をする子がそこそこいる学区」であるということ。
中学受験をする子が多い=荒れている確率が低い という根拠のないイメージがあったのだと思う。
もにちゃんが低学年時に受けた学力テスト。わりと成績がよい。
勉強は嫌いではないみたいだが、そんなに好きでもない様子。
それでこの成績なら、努力すればもっとよい結果が出るのではないか?
それ以上深く考えることもなく、月日は過ぎていった。
小学3年になり中学受験をするかしないかわからないけど、手遅れにならないように塾には行っておこうか・・・
そんなノリで塾生活がはじまった。
ここから全てが変わった・・・・・
わけではなかった。
中学受験は親の関わり方が重要だということに、この時は気づいていなかったのだ。
続きは次回以降で。